Family Festival 回顧録 〜真理子先生編
3周年の感謝を込めました Family Festival から早2週間――
パートごとにクローズアップして舞台裏など含めて紹介させていただこうと思います。
Festival 当日は多くのスタッフの手も借りましたが、普段 Mommy & Me として活動している私たちスタッフは4名。HP でも書かせていただいている通り、全員ママでもあります。下は1歳、上は8歳まで9人の育児まっ最中の私たち、夏の間は なかなか打ち合わせができないため、夏前から準備を進めており ました。
どんなイベント、レッスンでもそうですが、まずは日程や大まかな内容が決定すると、すぐにチラシデザインや HP へのとりかかりが純子先生の手によって始まります。
そして各自 自分の持ち場の詳細を詰めていきつつ、全体を調整して...の繰り返しで徐々に形がまとまっていきます。
では、私 上野からはリトミック、コンサート、そして画家・五十嵐岳さんとのアートワークショップについて触れさせていただきます。
まずは普段のレッスンでも取り上げているリトミック、今回は内容を部分的に変えて3回開催させていただきました。
このときに悩みだったのは何歳のお子さんがいらっしゃるか分からない、ということ。でもそこは真紀先生と組んで3年、その時の様子で変更していきましょう、と臨機応変に進行することに。どの回にも「即 時反応」はもちろん、回によって「拍子」や「リズムステップ」「表現」「音の高低」など盛り込ませて いただきました。
嬉しかったのは小さいときに通ってくださっていたお子さんが成長しても変わらず積極的に参加してくれ たことや、初めてのお友達も一所懸命に楽しんで参加してくれたこと、お子さん方の真剣な姿に私も一緒に楽しませていただきました。
次に、同じくホールで開催しましたミニコンサートについて触れましょう。
オープニングは2回とも 真紀先生のマリンバを奏でる手さばきについ目が釘付けになる ♪ドレミのギ ャロップ から。当日の MC でも紹介させていただきましたが、♪ドレミののギャロップ という曲が世間にあるわけではありません。
♪ドレミの歌 と ♪道化師のギャロップ を真紀先生が絶妙にアレンジしてドッキングさせた完全オリジナル曲として生まれ変わっています。メドレーであれば分かりますが、あそこまでクロスさせるとは、 譜面を受け取ったときに本当に驚きました。曲の初めから終わりまでたくさんの楽器が出てきながら4人で一気に駆け抜けるジェットコースターのようなこの曲、オープニングにふさわしかったのではないかと思います。
真紀先生による楽器説明や、リズムを強く意識した参加型の異なる1曲をそれぞれの回に挿み、最後は曲調が変化していく ♪星にねがいを を。2回目には真希子先生にも踊って参加してもらいました。新 体操の選手でもあった真希子先生。そのしなやかさ、美しさがビブラフォンの音と相まって、リハーサル 時もつい演奏を忘れて見とれてしまうほどでした。
さて長くなっておりますが、最後に、世界で活躍中の画家・五十嵐岳さんとのコラボアートについてレポ ートさせていただきます。
4年前に知った岳さんの作風。岳さんの世界は一度ご覧になればお分かりいただけるように、どの作品も 愛と優しさと笑顔、わくわく、きらきらに包まれる、本当に岳さんのお人柄そのものを表した なんとも言えない心温まるものばかり。
いつかこの温かさを一緒に子供たちと楽しめたら、と数年前から純子先生がアプローチ、そして今回実現が可能となりました。
風船のテンプレートに、多くの素材を使ってお子さん方が自由な発想で装飾したものを、岳さんがその場で描かれたものとコラージュさせて大きな1つの作品を完成させました。
出来上がった作品は、お子さんそれぞれの個性とこだわりが表現されていて、まさに世界で1つだけのア ートに。
最後のコンサート時にはその愛溢れる作品がステージに大きな華を添えてくれた形になりました。
ホールの一部だけでも盛沢山であった Family Festival。 他のパートのところも後日アップしていけたらと思います。
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