子供の興味

2月の音楽/リトミックは雪、そして なかなか体験しにくい楽器で楽しみました。


毎年 この季節に行う雪のレッスン、地域的にも なかなか本物の雪を感じ取ることが難しい未就園児さんだからこそ、レッスンテーマとして欠かすことはできません。  

降る、積もる、雪だるまに雪のおうち...固めて投げる、遊ぶ... 

そして今年は 雪かきまで掘り下げてみました。

道具を上手に使って 雪を片付けるという使命感に燃えてくれたお子さんたち、こういった小さな達成感や成功体験が これからお子さんが成長していく上で様々なことに挑戦するときの自信と頑張りにつながっていきますね。 



 そして、レッスンに初登場したドラムセット。

 タム、フロアタム、バスドラム、ハイハットシンバル... 自分たちの身体と同じくらいだったり身体以上の大きさに、近寄り方も最初はゆっくりだったお子さんもすぐに興味津々に!


足で踏んでならすことができるフットペダルに挑戦する姿は小さくても立派なドラマーです。

シンバルを独自の奏法でならして満面の笑みを浮かべてくれていたお子さんは、自由な発想と子供に規制概念は関係ないことを体現してくれました。 

気が済むまでずっと触らせてあげたいと思うくらい 気に入ってくれたお子さんが多く、 こういうところからも「好き」が生まれてくるのだと思います。


皆さんのお子さんが何かに興味を示したとき、表情や様子が明らかに異なっていますよね。

笑顔だけが判断材料ではありません、目の開き、視線、集中力、幼いお子さんであればヨダレが出ることも。 

「興味」「好き」には、宝の芽がたくさん詰まっています。


子供の世界はまだ狭く、何に興味を示すかは 様々なことを一緒に経験してみないと分かりません。

身近な周囲の大人が一緒に楽しみ、子供を観察し、この子は何が好きなのか、何をしているときが嬉しそうなのか、興味を示すのか ― もっとも 小さなうちは大人の導き方次第でいくらでも気持ちも興味も変わっていきますので、声のかけ方、保護者が一緒に楽しむことが本当に重要です。子供は想像以上に大人を見ています。


そして、何か少しでも興味を示した様子を見つけたときは、一緒に楽しみ、時間が経ってからも想起させる声がけをしてあげると記憶に定着していきますね。


小さい時の「興味」や「好き」は大抵どんどん変化していきます。1つ1つの内容よりも、その兆しに周囲の大人が気付けるか、どう対応するかが実はお子さんの成長には一番大切かもしれません。



間もなく今年度のレッスンも全て終了しますが、引き続き楽しみながら子供たちの経験値を増やしていきましょう。


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