「引く」 動き

だいぶ日中は秋めいた空気になってきましたね。

 9月の最終日から10月にかけて、この季節ならではのモチーフ・行事・テーマで秋Lessonを行ってきました。 


さつまいも掘りから、焚火で作った あつあつの焼き芋作りや栗拾いの真似事をしてみたり、

お子さんでも馴染みのある道具を使って、いつもとは異なる使用方法でハロウィン作品を手掛けてみたり、 

赤組・青組に分かれて運動会を行ったり…


 造花でしたが イガに並んで入っている栗を珍しそうに覗き込みに来てくれるお子さんたちに、子供たちの興味は色々なところに転がっていると感じさせてくれる瞬間もありました。  



どのレッスンにも その内容の裏に色々と意味があるのですが、

今回 特筆すべきは 「引く」 動作について。


さつまいも掘りでも、綱引きでも、「引く」という動きを経験してみることに重点を置いています。 文部科学省が薦めている 幼児期にできるようになっておきたい基本的な28の動きにも 「引く」 という動きがありますが、 意識して経験させないと あまり幼児の日常生活の中には 多くは出てこない動きの1つです。 


ここで言う 「引く」は、ただ紐を軽く たぐり寄せるような 「引く」 ではなく、

「身体全部を使って引く」―つまり腕の力だけではなく、下半身と上半身の連動が必要となり、しっかりと行えば下半身で踏ん張り、股関節や胴体全体(体幹)、腕へと力を伝達させていく動きです。 身体の向きに対して腕の位置や動かし方も特徴的な この「引く」 という動き、最初からなかなか腰を据えて上手に引ける幼児さんはそういません。


まずはどの方向に自分の力をかけるのか、そうすると どうなるのか、1本のロープを両手で握って立って引いてみる、 是非ご自宅では適当なロープがなくてもタオルなどを代用してお子さんとひっぱりっこをしてみてください。 この間はお友達大勢とひっぱってみたね(記憶を思い起こすのも大事)、今日はパパ・ママが相手よ!と そのときは保護者様が しっかりと足を広げて腰を落として大袈裟に見せてくださいね。 


身体の使い方を身につけるには、実際に経験しないことには始まりません。 

だから色々な遊びが大事です。

遊びを通じてお子様に様々な身体の使い方を経験させてあげましょう。 運動やスポーツの為だけでなく、身を守ることや、自信を育てる心の発達面にも繋がっていく話です。  


ご体験ご希望の方は こちら をご覧ください。


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1歳のお誕生日を迎えるお子さん、迎えたお子さんの為のBirthday Eventを定期的に行っています。 次回は11/25開催、ネタバレになってしまいますので多くは載せていませんが、9月開催時のお写真を少しだけアップしています。詳細はこちら をご覧ください。 


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