雨の季節のレッスン
いよいよ梅雨入りが見えてきましたね。
今月は そんな雨の季節にちなんだ内容を多く盛り込んだレッスンを行いました。
色を織り交ぜた雨の日のお散歩、雨が好きな生き物が出てきたり、雨の降り方が変わってきたり…
音楽&リトミックの時間は いつものように音を良く聴いて身体を動かして。
レインスティックを持ってみると、その大きさや中の様子が見えないことで大体 どんなお子さんも最初は慎重な顔つきを、でも 雨や水が流れるような音を感じ取ると、まるで 「私にも聞こえた!」 と言わんばかりに 決まって顔が緩んで目が1.5倍くらいになって笑顔まで見せてくれます。
アフリカが起源という説が強いレインスティック、元は乾燥させたサボテンであり、世界に広がっていく中で竹製のものなども出てくるようになりますが、この中身が見えないことは子供たちに不思議さを感じてもらえるポイントになっているようにも思います。
一体どうなっているんだろう、何が聴こえてくるのだろう…
自分で操ることで音を感じる、 目からの情報が閉ざされた状態で 耳をそばだてる…このときの耳の集中力は かなり高いものになり、想像力も働いてきます。
耳の集中力が高まったところで、今度は金属で違った種類の音を。 見た目も細長い形状から三角へ。 トライアングルも大きさが違えば違った音になること、触ってしまうと長く響いている音が止まってしまうこと、触れると震えていること… 何でも自分で経験してみると色々なことに気が付くきっかけになりますね。
そして総合の時間では 引き続き雨テーマで 「見る面白さ」 のたらし絵と、「聴く面白さ」 のレインスティック作りを。
こちらも自分で実際に行ってみることで、その絵の仕組みや、音の仕組みを理解することに繋がっていきます。
小さな内容物も、つまむことが得意なお子さんたちの指に丁度良く、みんな上手にスティックに入れながら、1粒1粒の奏でる音に耳を傾けてくれていました。
「きれいな音だね」 とお母さまに自分が感じたことを伝えてくれているお友達もいましたね。
水滴が垂れていく様子も、今の年齢であれば その動きは見ているだけで楽しく、落ちていくね、雨みたいになったね、で良いのだと思います。
でももう少し年齢があがっていったときには、是非、途中で紙の角度を変えて流れ落ちるスピードがどうなるか、 既に出来上がった色水の道に別の水滴をのせたらどうなるのか、 垂れないときは、どうしたら垂れていくのか、など一緒に考える姿勢を見せて、その結果に1つ1つお母さまも驚きの様子を見せたり、 予測を一緒にして、試してみて、結果を一緒に見てお母さまも楽しんでいる様子をお子さんが感じると 今後お子さんが成長していく中で どんどん新しいことへも 「知りたい意欲」 が育っていくのだと思います。
子供の成長は ずっと繋がっています。
様々な経験に無駄なことは1つもありませんね。
【ご体験について】
現在、Happy クラスとHarmonyクラスの ご体験を承っております。
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