そして総合ではお店屋さんごっこで手も動かしながら相手との対話の基礎となることも経験してみました。

それぞれに特筆すべきことはあるのですが、今回は特に総合の時間での狙いにフィーチャーしてみましょう。

Mommy＆Meが発足して８年、今回初めて総合で「夏祭り」をイメージしたレッスンとなりました。

綿あめ、チョコバナナ、ヨーヨー作りを行いながら、つまむ、手首をまわす、袋に入れる、ちぎる、折る、貼る、通す…などママと協力しながら出来るところを部分的にでもトライ、お店屋さん役・お客さん役をどちらも経験して、自分が行った後のコンプリートスタンプをもらう。これらは巧緻性や、達成感を感じることに重点を置いているところですが、今回は既述のように対話を感じることにもチャレンジ。

お店屋さんはお客さんに何と声をかけるでしょう。

お客さんはお店の方に何を伝えるでしょう。

品物を渡すときにかける言葉は？受け取ったら何を言う？

正直これらは幼稚園生レベルの内容であり、この年齢に正確な言葉を自ら言ってもらうことは仲々困難です。

促して言葉の模倣が部分的にでもできれば十分、外では恥ずかしくて正確に模倣しにくくても、向かい合った時に何かママや自分が相手に発することで反応を返してもらう。慣れている相手でなくても何か発すると反応をしてもらえる、ここが大事です。

こういったことを続けていくと、コミュニケーションというものが楽しいもの、言葉を人に発したり、働きかけることが嬉しいもの、やってみようという考えに繋がっていきます。

難しいとはいえ、Harmonyさんの中にはママに教えてもらって　

「おいしい綿あめですよ！」なんて言ってくれるお友達もいました。

2023.08

コミュニケーションの基礎