今年度最後の「体操」&「音楽/リトミック」

2月最終日から急激に暖かくなりましたね。お花で鮮やかになる春は楽しみな季節でもあり、でも学生時代から花粉症に悩まされている私はビクビクする季節でもあり…


2月で「体操」と「音楽/リトミック」ジャンルは今年度最後でした。残るは3月の総合です。


体操は総集編とでもいうべき、幼児さんに必要な平衡系運動や移動系動作を含む様々な動きが出てきて、みんな動きを思い出したりトライしたり、保護者の方のご協力の元 楽しく身体を動かすことができました。

身体を動かすこと、動かし方は いくら口で説明しても特に幼児さんは とにかく実践しないと身に付きませんし、経験したことがあるかないかで身体の使い方の理解が全く違います。逆に幼児さんだからこそ遊び感覚でいくらでも身につけることも出来るものです。


上手に身体を使えることは 単に運動能力が上がるだけでなく、危険から身を守る意味も大きいです。何かにつまづいたときに咄嗟に手が前に出るか、その時に支えられる筋力はあるか、前から何かきたときによける反応力、飛び越えられるか、しゃがめるか…自分自身の身体を守るためにも身体の動かし方を知ることはとても重要です。


また、特に幼児さんの内に身体を動かすことが得意になっていくことの良さの1つに、「自信をつけやすい」 ということがあります。人にはそれぞれ得手不得手があり、それぞれに良さがあるので 身体を動かすことが苦手でもいいじゃない…という考えも勿論良いと思います。ただ、運動というのは子供の世界ではあまりにも日常的で遊びの中にも溢れていて身近で目に見えて分かりやすく、褒められたり凄いね、と言われる機会が この先 幼稚園や小学校で増えていきやすいものです。頻繁に他者から認められる言葉をかけられた子供は自然と他のことにも意欲が出て、それこそ自己肯定感も高まり、脳も活性化され、総合的に伸びていきやすいものです。もちろん他のジャンルでも良いのですが、運動というものは周囲に認められやすいジャンルである、ということです。


そしてもう1つ、子供の頃に運動量を確保した子供の方が成長してからも自発的に身体を動かす傾向が多い、と言われています。子供の頃の習慣が大人になったときにも影響することは、大人である私たちが一番よく知っているかもしれませんね。人生100年時代とは言われていますが健康寿命は75歳前後、食事と運動といった生活習慣がカギになっていることは幼い子供を抱える保護者の年齢でも良くご存知だと思います。幼児の内から老後を考えるのはおかしいかもしれませんが、保護者自身は勿論、子供にもずっと健康でいられる人生であってほしいと願うのは当然のことで、今できることは身体を動かすことを好きに、せめて嫌いにならないようにしてあげることではないかと思います。



そして音楽/リトミックでは、「跳ねる、跳ねる音」をテーマに活動を。

自分自身が跳ねる、道具を使用してモノを跳ねさせる、モノが跳ねている様子を見る、自分の手を跳ねさせる…

音楽で「跳ねる音」となるとスタッカートですが、テヌート(その音符の長さを十分に保つ)を出すことでスタッカートの意味を体感、跳ねることが分かったところで手を跳ねさせて音を出す楽器に挑戦し、最後は全員で合奏まで楽しむことができました。

Harmonyさんの1クラスでは、パラバルーンが終わった後にお子さん方も一緒にパラバルーンを運んでお片付けをしてくれる、という動きが子供たちの方からの働きかけでいつの間にか行われるようになり、そういったところでも一体感を感じてくれるのか、レッスン後にお友達に 「お外で遊ぼうよ」 「○○ちゃん、一緒に行こう!」などと声を掛け合って子供なりのコミュニケーションをとっている様子が見られます。


小さかった1人1人が春の訪れと共に確実に成長していることを感じる日々です。



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